BRM1009札幌200のブルベに出るべ ~初200km越えでダイエット~当日編vol.4
今回の顛末はこちら↓
Vol.-2 心境編
Vol.-1 装備編
Vol.0 お天気編
Vol.1 本編1
Vol.2 本編2
Vol.3 本編3
-------------
ギリギリのPC2通過でなんだか、一定の達成感を得てしまいました。
「いやぁ、我ながら良くやったな」的なw。
そのせいか、ここから先は急に脚が重くなります(気持ち大事w)。
PC2でストレッチが出来なかったせいもあるでしょうし、緩い登りだったせいもあるでしょう。
PC2を出て、すぐに皆から遅れ、easyさんと二人旅になってしまいました。
残り約80kmを5時間半=14.5km/h。
こんな計算をして「じわ~っと行けばいけるんじゃね?」的な思いも何処かにあったのかもしれません。
なんとまぁ、きのこ王国までの10kmが遠かった事・・・・
で、着いてみると大・混・雑(爆)
こんな混雑っぷりは見たことがありません。
このきのこ王国では周辺で収穫されたきのこを使った1杯100円のきのこ汁を食べるのが定番のお楽しみ。
そうか、「秋のきのこ王国大収穫フェア開催中」的な感じで行楽客が集結しているのねん。
よく考えればこの日は3連休の初日。
みんな浮かれて出かけてしまうのも至極当然といえば当然です(自分たちを差し置いて言っていますがww)
流石にこの私も「きのこ汁食わせろバカ野郎!」と暴れだす訳にもいかず、早々にトイレを済ませます。
よく見ると、皆さんも微妙にやられて来ているような…

左は風邪気味のamigoさん、モザイクがかかっていますが、顎が「ダうーン!」ってなっちゃっています。やられ顔です。
右はパノラマーなのに昨年の札幌200では無念の痙攣によりDNFされたmattuさん。全然辛そうではなく、満面の笑顔ですがきちんとやられポイントが…

頭がヘルメットのせいでサザエさん状態になっています。
私も人のことを言えません↓

なんだか竹内力っぽいリーゼント状態になって背中に入れていたマカロニサラダを高速でむさぼり食べています。
きのこ王国で何かを買って食べる余裕等ないのですw
で、皆がお話ししている時にちょっとお時間をいただいてストレッチを・・・

なんか、周囲の空気とのギャップが笑えますな。「近寄るんじゃねぇ」的なオーラを感じます。
その時、一人のピンクな男(漢)が。。。。

ミカワさん御降臨♡
なんと、脅威の回復をされたミカワさん、峠を自力で越え、坂を下り終わった三階滝公園で奥様に回収されたそうです。
ここから先、ミカワさんは先回りしては一眼レフカメラを振り回し、道路脇から我々をねらうスナイパー的フォトグラファーとして活躍されます。
有り難うございました♡。
ここから先は主にミカワさんが撮って下さった写真です(当方余裕無し 爆)。
きのこ王国を出て美笛峠へと向かう登り。やっぱり、本隊からはすぐに遅れてしまい、またeasyさんと二人旅に。
ここで私にブルベの悪魔が襲いかかります。眠気です。
4時間睡眠な寝不足(←自業自得)、既に得た一定の満足感、ミカワさんの無事の確認した安堵感、マカロニサラダによる満腹などにより猛烈な眠気が襲ってきます。
集中が出来ず、定まらぬ視線。一瞬飛ぶ意識。ふらつく前輪。。。。いつ路外逸脱や落車が発生してもおかしくないような状況でした。
この間、状況を察知したeasyさんがずっと話しかけてくれて集中を促します(多謝!)。
頂上で皆と合流。
下りの集団走行。。。。眠い。。。やはり眠いです。。(危)
走行距離は130kmを超え、班員全体にも疲労の色が見て取れます。
(ここに後で班員みんなの写真を入れます)
絶唱して大声を出し、あいの手を要求したりしてみますがeasyさん以外の反応がありません(恥)
途端に恥ずかしくなり、下りはやはり先頭切って体重に任せて落っこちていく形にさせていただきました(無謀)。この時もすっとmattuさんがサポート目的に付いてくれ、一緒に走行します(有り難うございました)。
一緒に走って下さる方がいるというのは何と心強い事か。嬉しかったなぁ。。。

この時点でほぼ日没。本格的ナイトランが始まります。
今回のライトのラインナップは明るい主砲のライト(SF-353XXX)2灯のうち1灯が電池の内径の関係でカタついてしまい、すぐに消えてしまいます。今まで全くこんな症状が出たことはないのに・・・・ドラッグストアで買った12本298円のアジア製電池なせいでしょうか、若干細めに作られているようです。
ブルベの直前に電池を全入れ替えしたので、無テストでした。
ハブの部分につけたライトは点灯すらせずにアタッチメントが振動で破損し、おっかなくて使う事すら出来ません。気づいた時点で取り外しました。前輪スポークに巻き込んだりしたら大変ですからね。
まさかの豪華3灯立て→1灯のみの展開w 暗いよー。ブルベ恐るべし。。。。
すぐに消えてしまうライトの電源ボタンを押して再点灯させながらのダウンヒル。これはずっとゴールまで続きました(つらい)。
皆さん、電池に薄いテープを貼ったりなど、内部での電池のカタ付き対策等をされているようですね。
やはり先達の意見は参考になりますなー。
支笏湖ビジターセンターで最後の休憩。
かなり脚が張っています。両膝裏の筋肉の疲労(不快な痛みという感じではない)が半端ではありません。
閉店間際の売店で唐揚げを2人前購入(美味かったー)。店員のお姉さんに一目惚れ(小ネタ)。
食べながらストレッチ。
ここでもAJ北海道の方が声をかけ、励ましてくれます。
ありがたい。。。。
amigo師匠は体調不良。風邪症状悪化です。いつも飄々と無限の体力を発揮されている印象だったのでちょっと驚き&心配。
曰く、大休止が必要、と。
残り時間的にDNFの可能性も・・・
写真班として先回りをして下さっているミカワ夫妻の車に回収という選択肢すら出ていました(逆に安心)。
mattuさんを先頭にブルベ初心者二人(pharrowさん&タッチ)は先行して支笏湖畔を走行。
AVE26km/h....てへ。ちょっと辛かったので最後尾で楽をさせていただきましたw。意外と走れるもんじゃわい。
班員内で最も体力的な不安を訴えていたpharrowさん(虚弱)、どこも痛いとか、辛いとかいわないし、普通にこの巡航速度が出ています。みんなの中で一番元気なんじゃないかしらw?
最終のゴールのCloseに間に合うのかどうかはもうあまり考えず、「多分大丈夫だろう」的にポロピナイからの最後の登り、支笏湖線へと入ります。
真っ暗闇を、イマイチ不安定なライトをいじりつつの単独走行(遅)。
暗闇の中、聞こえるのはペダルを回すかすかな音と自分の息づかいのみ。
はぁはぁ。はぁはぁ。
ふぅううん~ふぅ~ん。
あぁあー♡
やっぱり膝裏の筋肉が張っています。
ストレッチ。
後ろから追い上げて来たeasyさんと合流。amigoさんは自力で行けるところまでいっていざとなったら回収される、と。がんばれamigo!!
登ります。
前の二人は全く姿が見えません。彼らはきっと大丈夫。ゴールできるね。
はぁはぁ。はぁはぁ。
っっくぅー♡
easyさんに喘ぎ声を聞かれつつw、目の前を(鼠の?)捕食の為に急降下して来てバサバサと横切ったフクロウに驚きつつ、初めて聞いた道路沿いの森の中から聞こえるエゾシカの蠢く
「ガサ!ゴソ!バキザザァsdfds!!!!1!」(何となくBianchi参照)
なんて音にビビりつつの走行。
く、熊じゃないよね!?
熊対策のラジオはもちろん、熊鈴も持っていないので、代わりに自然と口から歌が出てきます。
「♪お~れ~は村中~でいちば~ん、強い~とぉ言われ~た、男~♪」(by大泉洋)
熊除けの聖歌?を歌いながら、頂上を目指します。
(出典:榎本健一「洒落男」参照)
やっぱり時速は7km/h。(←予想より速いww)
着かない。
はぁはぁ。
着かない。
はぁはぁ。
着かない。
着かない。。。。。うー。
着いた!!
頂上、「ようこそ支笏湖へ」の看板のところでミカワさんが待っていてくれました。
もう登りは嫌だよ…の図↓

なんか、メガネは曇っちゃってるし、凄い絵ですね・・・(笑)
流石のeasyさん、余裕で一緒に写真に納まります。

うはぁっ。自分、鼻水は出ちゃってるしwwww
amigoさんは10分遅れくらいで登って来ている、と。。。。。
残り時間は・・・・まだまだいける!
登坂で4~5km/hしか出ないかと思ったら7~9km/h出ていたお陰か、何もなければ時間内ゴールが出来そうな感触がここで初めて出てきました。
amigoさんを待ちます。
その間、ストレッチを・・・(固)!

ついにamigoさんも登場(寡黙)。
もはや、暑いんだか、寒いんだか分からなくなっちゃって軽装です(爆)
熱発ですか。
あとは下り基調ですし、amigoさんも時間内ゴールは確実ですな!
まぁ、ゴールというか、ここまで来たらもう、いいから家に帰りましょうよという感覚ですねw(結局走らなくてはいけない)。

さぁ、安全第一のダウンヒル!!
気持ちだけは安全第一で、スピードは速いんですが(苦笑)。
いよいよ街が見えてきました。
時間内ゴールは確実です。
easyさんは感動しています。そりゃ、そうでしょう。自分がただ走ってゴールするだけではなくて、チームなんだけれど反乱分子を抱えた(爆)集団での走行をmanagementしつつの無事故(一番大事)でのゴールの達成が目の前なんです。友人からのひいき目を抜きにしても今回こんな事をやってのけた彼は素晴らしいと思います(アリガトネ)。
そんな彼は走りながら私の涙を誘うような感動発言を次々と囁きかけます。。。。泣かせたいのかいw?
→えへっ。性格的にこういうときって、逆に感動して泣いたりしない様に心にセーブかけちゃうんですよね♡(←可愛くない)
というか、私はむしろ緊張しています。
こういうvictory寸前に事故って致命的な怪我をするのがマイクオリティー(^^;)
なにか絶対罠がある筈だ。。。。
もう一波乱ある筈だ。。。
あ、ローソン!
見事無事制限時間内でゴーーール!!!!
mattuさん、pharrowさんも見事に完走です!ヤッタ!(ミカワさん撮影ありがとう)

最後のダウンヒルの途中でやっと今日は寒いんだと気がついたamigo師匠も凍死寸前になりながらゴール!↓
やられているamigoさんの姿を見たmattuさんがさっと駆け寄りバイクを代わりにささえます。amigoさん本体(笑)はpharrowさんが。
・・・なんちゅー美しい姿ですかwww

その後、手続きを経て見事札幌200完走の認定と相成りました。
この手続きの時の写真、スタッフの方がいつの間にか撮って下さっていました。
カメラ目線でもなんでもない全景を撮った写真なんですが、自分では自覚してませんでしたけれど、すっごい笑顔だったんです。
あとで見て、「あ、こんなに自分、笑ってたんだ。」って思うくらい。
そして自分だけじゃないんです。
みんな笑顔。
いつもやってるように面白い事を言ったりやったりして爆笑してる笑顔じゃなくて、嬉しい笑顔。安心した笑顔。
やられまくってるamigoさんも笑顔。。。。。
いやぁ。いいですなぁ。
完全に自力では完走できなかったでしょうし、1日中、一緒に行動して下さったどうしましょう班の皆様には心から感謝申し上げます。
司令塔、easyさんには特に感謝です。本当に有り難うございました。
このあとも、事故無く家まで帰宅できました。Victory~!!!!
これで、初参加のブルベの本編の話を終わります。
長くてサーセンw
重ね重ね貧脚どうしましょう班の皆様、遅くまでお待たせしたAJ北海道スタッフの皆様、有り難うございました。
最後に今回の走行の記録はこちら↓

うほっ!おめでとう自分。
初の200km越え!そして消費カロリー7000kcal overワロタw。
次回、番外編(というか、ダイエットブログ的には本編w)「衝撃の体重変化編」に続きます(爆)
------------
「良くまぁ、その体重で山岳ブルベを完走できたもんだ。よかったね。」と思った方はクリックをお頼申します↓

にほんブログ村

にほんブログ村
Vol.-2 心境編
Vol.-1 装備編
Vol.0 お天気編
Vol.1 本編1
Vol.2 本編2
Vol.3 本編3
-------------
ギリギリのPC2通過でなんだか、一定の達成感を得てしまいました。
「いやぁ、我ながら良くやったな」的なw。
そのせいか、ここから先は急に脚が重くなります(気持ち大事w)。
PC2でストレッチが出来なかったせいもあるでしょうし、緩い登りだったせいもあるでしょう。
PC2を出て、すぐに皆から遅れ、easyさんと二人旅になってしまいました。
残り約80kmを5時間半=14.5km/h。
こんな計算をして「じわ~っと行けばいけるんじゃね?」的な思いも何処かにあったのかもしれません。
なんとまぁ、きのこ王国までの10kmが遠かった事・・・・
で、着いてみると大・混・雑(爆)
こんな混雑っぷりは見たことがありません。
このきのこ王国では周辺で収穫されたきのこを使った1杯100円のきのこ汁を食べるのが定番のお楽しみ。
そうか、「秋のきのこ王国大収穫フェア開催中」的な感じで行楽客が集結しているのねん。
よく考えればこの日は3連休の初日。
みんな浮かれて出かけてしまうのも至極当然といえば当然です(自分たちを差し置いて言っていますがww)
流石にこの私も「きのこ汁食わせろバカ野郎!」と暴れだす訳にもいかず、早々にトイレを済ませます。
よく見ると、皆さんも微妙にやられて来ているような…

左は風邪気味のamigoさん、モザイクがかかっていますが、顎が「ダうーン!」ってなっちゃっています。やられ顔です。
右はパノラマーなのに昨年の札幌200では無念の痙攣によりDNFされたmattuさん。全然辛そうではなく、満面の笑顔ですがきちんとやられポイントが…

頭がヘルメットのせいでサザエさん状態になっています。
私も人のことを言えません↓

なんだか竹内力っぽいリーゼント状態になって背中に入れていたマカロニサラダを高速でむさぼり食べています。
きのこ王国で何かを買って食べる余裕等ないのですw
で、皆がお話ししている時にちょっとお時間をいただいてストレッチを・・・

なんか、周囲の空気とのギャップが笑えますな。「近寄るんじゃねぇ」的なオーラを感じます。
その時、一人のピンクな男(漢)が。。。。

ミカワさん御降臨♡
なんと、脅威の回復をされたミカワさん、峠を自力で越え、坂を下り終わった三階滝公園で奥様に回収されたそうです。
ここから先、ミカワさんは先回りしては一眼レフカメラを振り回し、道路脇から我々をねらうスナイパー的フォトグラファーとして活躍されます。
有り難うございました♡。
ここから先は主にミカワさんが撮って下さった写真です(当方余裕無し 爆)。
きのこ王国を出て美笛峠へと向かう登り。やっぱり、本隊からはすぐに遅れてしまい、またeasyさんと二人旅に。
ここで私にブルベの悪魔が襲いかかります。眠気です。
4時間睡眠な寝不足(←自業自得)、既に得た一定の満足感、ミカワさんの無事の確認した安堵感、マカロニサラダによる満腹などにより猛烈な眠気が襲ってきます。
集中が出来ず、定まらぬ視線。一瞬飛ぶ意識。ふらつく前輪。。。。いつ路外逸脱や落車が発生してもおかしくないような状況でした。
この間、状況を察知したeasyさんがずっと話しかけてくれて集中を促します(多謝!)。
頂上で皆と合流。
下りの集団走行。。。。眠い。。。やはり眠いです。。(危)
走行距離は130kmを超え、班員全体にも疲労の色が見て取れます。
(ここに後で班員みんなの写真を入れます)
絶唱して大声を出し、あいの手を要求したりしてみますがeasyさん以外の反応がありません(恥)
途端に恥ずかしくなり、下りはやはり先頭切って体重に任せて落っこちていく形にさせていただきました(無謀)。この時もすっとmattuさんがサポート目的に付いてくれ、一緒に走行します(有り難うございました)。
一緒に走って下さる方がいるというのは何と心強い事か。嬉しかったなぁ。。。

この時点でほぼ日没。本格的ナイトランが始まります。
今回のライトのラインナップは明るい主砲のライト(SF-353XXX)2灯のうち1灯が電池の内径の関係でカタついてしまい、すぐに消えてしまいます。今まで全くこんな症状が出たことはないのに・・・・ドラッグストアで買った12本298円のアジア製電池なせいでしょうか、若干細めに作られているようです。
ブルベの直前に電池を全入れ替えしたので、無テストでした。
ハブの部分につけたライトは点灯すらせずにアタッチメントが振動で破損し、おっかなくて使う事すら出来ません。気づいた時点で取り外しました。前輪スポークに巻き込んだりしたら大変ですからね。
まさかの豪華3灯立て→1灯のみの展開w 暗いよー。ブルベ恐るべし。。。。
すぐに消えてしまうライトの電源ボタンを押して再点灯させながらのダウンヒル。これはずっとゴールまで続きました(つらい)。
皆さん、電池に薄いテープを貼ったりなど、内部での電池のカタ付き対策等をされているようですね。
やはり先達の意見は参考になりますなー。
支笏湖ビジターセンターで最後の休憩。
かなり脚が張っています。両膝裏の筋肉の疲労(不快な痛みという感じではない)が半端ではありません。
閉店間際の売店で唐揚げを2人前購入(美味かったー)。店員のお姉さんに一目惚れ(小ネタ)。
食べながらストレッチ。
ここでもAJ北海道の方が声をかけ、励ましてくれます。
ありがたい。。。。
amigo師匠は体調不良。風邪症状悪化です。いつも飄々と無限の体力を発揮されている印象だったのでちょっと驚き&心配。
曰く、大休止が必要、と。
残り時間的にDNFの可能性も・・・
写真班として先回りをして下さっているミカワ夫妻の車に回収という選択肢すら出ていました(逆に安心)。
mattuさんを先頭にブルベ初心者二人(pharrowさん&タッチ)は先行して支笏湖畔を走行。
AVE26km/h....てへ。ちょっと辛かったので最後尾で楽をさせていただきましたw。意外と走れるもんじゃわい。
班員内で最も体力的な不安を訴えていたpharrowさん(虚弱)、どこも痛いとか、辛いとかいわないし、普通にこの巡航速度が出ています。みんなの中で一番元気なんじゃないかしらw?
最終のゴールのCloseに間に合うのかどうかはもうあまり考えず、「多分大丈夫だろう」的にポロピナイからの最後の登り、支笏湖線へと入ります。
真っ暗闇を、イマイチ不安定なライトをいじりつつの単独走行(遅)。
暗闇の中、聞こえるのはペダルを回すかすかな音と自分の息づかいのみ。
はぁはぁ。はぁはぁ。
ふぅううん~ふぅ~ん。
あぁあー♡
やっぱり膝裏の筋肉が張っています。
ストレッチ。
後ろから追い上げて来たeasyさんと合流。amigoさんは自力で行けるところまでいっていざとなったら回収される、と。がんばれamigo!!
登ります。
前の二人は全く姿が見えません。彼らはきっと大丈夫。ゴールできるね。
はぁはぁ。はぁはぁ。
っっくぅー♡
easyさんに喘ぎ声を聞かれつつw、目の前を(鼠の?)捕食の為に急降下して来てバサバサと横切ったフクロウに驚きつつ、初めて聞いた道路沿いの森の中から聞こえるエゾシカの蠢く
「ガサ!ゴソ!バキザザァsdfds!!!!1!」(何となくBianchi参照)
なんて音にビビりつつの走行。
く、熊じゃないよね!?
熊対策のラジオはもちろん、熊鈴も持っていないので、代わりに自然と口から歌が出てきます。
「♪お~れ~は村中~でいちば~ん、強い~とぉ言われ~た、男~♪」(by大泉洋)
熊除けの聖歌?を歌いながら、頂上を目指します。
(出典:榎本健一「洒落男」参照)
やっぱり時速は7km/h。(←予想より速いww)
着かない。
はぁはぁ。
着かない。
はぁはぁ。
着かない。
着かない。。。。。うー。
着いた!!
頂上、「ようこそ支笏湖へ」の看板のところでミカワさんが待っていてくれました。
もう登りは嫌だよ…の図↓

なんか、メガネは曇っちゃってるし、凄い絵ですね・・・(笑)
流石のeasyさん、余裕で一緒に写真に納まります。

うはぁっ。自分、鼻水は出ちゃってるしwwww
amigoさんは10分遅れくらいで登って来ている、と。。。。。
残り時間は・・・・まだまだいける!
登坂で4~5km/hしか出ないかと思ったら7~9km/h出ていたお陰か、何もなければ時間内ゴールが出来そうな感触がここで初めて出てきました。
amigoさんを待ちます。
その間、ストレッチを・・・(固)!

ついにamigoさんも登場(寡黙)。
もはや、暑いんだか、寒いんだか分からなくなっちゃって軽装です(爆)
熱発ですか。
あとは下り基調ですし、amigoさんも時間内ゴールは確実ですな!
まぁ、ゴールというか、ここまで来たらもう、いいから家に帰りましょうよという感覚ですねw(結局走らなくてはいけない)。

さぁ、安全第一のダウンヒル!!
気持ちだけは安全第一で、スピードは速いんですが(苦笑)。
いよいよ街が見えてきました。
時間内ゴールは確実です。
easyさんは感動しています。そりゃ、そうでしょう。自分がただ走ってゴールするだけではなくて、チームなんだけれど反乱分子を抱えた(爆)集団での走行をmanagementしつつの無事故(一番大事)でのゴールの達成が目の前なんです。友人からのひいき目を抜きにしても今回こんな事をやってのけた彼は素晴らしいと思います(アリガトネ)。
そんな彼は走りながら私の涙を誘うような感動発言を次々と囁きかけます。。。。泣かせたいのかいw?
→えへっ。性格的にこういうときって、逆に感動して泣いたりしない様に心にセーブかけちゃうんですよね♡(←可愛くない)
というか、私はむしろ緊張しています。
こういうvictory寸前に事故って致命的な怪我をするのがマイクオリティー(^^;)
なにか絶対罠がある筈だ。。。。
もう一波乱ある筈だ。。。
あ、ローソン!
見事無事制限時間内でゴーーール!!!!
mattuさん、pharrowさんも見事に完走です!ヤッタ!(ミカワさん撮影ありがとう)

最後のダウンヒルの途中でやっと今日は寒いんだと気がついたamigo師匠も凍死寸前になりながらゴール!↓
やられているamigoさんの姿を見たmattuさんがさっと駆け寄りバイクを代わりにささえます。amigoさん本体(笑)はpharrowさんが。
・・・なんちゅー美しい姿ですかwww

その後、手続きを経て見事札幌200完走の認定と相成りました。
この手続きの時の写真、スタッフの方がいつの間にか撮って下さっていました。
カメラ目線でもなんでもない全景を撮った写真なんですが、自分では自覚してませんでしたけれど、すっごい笑顔だったんです。
あとで見て、「あ、こんなに自分、笑ってたんだ。」って思うくらい。
そして自分だけじゃないんです。
みんな笑顔。
いつもやってるように面白い事を言ったりやったりして爆笑してる笑顔じゃなくて、嬉しい笑顔。安心した笑顔。
やられまくってるamigoさんも笑顔。。。。。
いやぁ。いいですなぁ。
完全に自力では完走できなかったでしょうし、1日中、一緒に行動して下さったどうしましょう班の皆様には心から感謝申し上げます。
司令塔、easyさんには特に感謝です。本当に有り難うございました。
このあとも、事故無く家まで帰宅できました。Victory~!!!!
これで、初参加のブルベの本編の話を終わります。
長くてサーセンw
重ね重ね貧脚どうしましょう班の皆様、遅くまでお待たせしたAJ北海道スタッフの皆様、有り難うございました。
最後に今回の走行の記録はこちら↓

うほっ!おめでとう自分。
初の200km越え!そして消費カロリー7000kcal overワロタw。
次回、番外編(というか、ダイエットブログ的には本編w)「衝撃の体重変化編」に続きます(爆)
------------
「良くまぁ、その体重で山岳ブルベを完走できたもんだ。よかったね。」と思った方はクリックをお頼申します↓

にほんブログ村

にほんブログ村
スポンサーサイト